muuhei’s blog

ISPのNWエンジニア(bgp)のブログ。主に最近の学習(Ansible,batfish,CML,Python)についての雑記です。記載しているスクリプト、playbookの動作に関する責任は取れませんので、よろしくお願いします

CML(CiscoModelingLabs)を2.0から2.2にアップデートしたらCockpitにアクセスできなくなった件

事象について

ほぼほぼタイトル通りだけど、CMLを2.0からアップデートしたらCockpit(http://[address]:9090/)にアクセスできなくなった。
Access Denied
ラボマネージャ自体にはアクセスできたし、ラボ内の機器も起動/操作できたので大枠問題なかったけど、
ファイアウォール設定が弄れないと色々不都合あったので対処。

結論としては既知のBugで、公式に掲載されているWorkaround実施で解消。
でもこの公式情報になかなかリーチできなかったので備忘として。

具体的な対処

certファイルを削除して、cockpitをrestartするだけ。

sudo rm /etc/cockpit/ws-certs.d/0-self-signed.cert
sudo systemctl restart cockpit

https://developer.cisco.com/docs/modeling-labs/#!cml-release-notes/known-issues-and-caveats-for-cml-22

After the services restart or after a software update, Cockpit fails to start. If you navigate with your web browser to your CML server, port 9090, you will get a connection refused error.

[参考]ファイアウォール設定弄れないと???

おま環かもしれないので参考で。

何故か「ネットワーキング > ファイアウォール:オン」でないと、
CMLラボ内からお外にアクセスできない。

また、「ネットワーキング > ファイアウォール:オフ」でないと、
自身のホストPCからCMLラボ内の機器にアクセスできない。(これは想定挙動と思われる)
[↑ができないと困る理由)
 ・ホストPC上のtrexアプリから、CMLラボ内のtrexにアクセスできない
 ・ホストPC上のtwsnmpからsnmpgetでトラヒックグラフ表示したりできない

以上